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生活の記録

 祖母の見舞いで特に意味もなく東京から従弟が来ていた。ターミナル駅から祖母の入居している施設までかなり距離があるうえにまともな交通手段がない。

 だからといってわざわざ俺が車で送迎などする必要はなかった。第一のミス。いつ着くのか事前に連絡もない状態で「着いたよ」でピックアップしに行っているのもおかしい。完全に俺がヘラヘラしてる。

 第二に、「腹が減った(けど明日は実験があるので早く帰りたい)」とか言い出しても俺がアイドルタイム(人口の少ない地域では通し営業の飲食店は少ない)に開いているチェーン店をわざわざ検索して連れていってやったりする必要などない。うまそうに食わないし、彼は年長の親戚と当たり障りのない会話ができない。

 帰りしなは車から「スッ……」と無言で降りていくのが最高だった。次はない。

 

 一番大きなミスは彼は小学時代からお年玉袋をその場で開けて「これだけ?」と言うような子供だったし、そういう奴なのは最初からわかっていたのに俺のほうで何か妙な期待をしていたこと。

 自分が悪いので見直して改善する。