備忘録・RAPVシリーズのブラスト配置天板のこと

 

 RAPVシリーズというのはガワの部分が非常によくできていて、

 

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 上の画像のとおり、手のひらを置く傾斜(とボタンからそこまでの距離)が筐体と同じ仕様になっている。この特徴は珍しくブラストよりビュウリックスのほうが優れているところで、傾斜の面積が広いので長時間ゲームプレイをしても手首に負担がかかりにくい。

 ところがビュウリックス筐体はボタン配置がどうにも終わってるという欠陥があって、図面を貼るとこう。

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 で、ブラストシティがこう。 

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 どっちも同じじゃねーか何が違うんだと思った人は、自分の手首から先を机の上に置いてみてほしい。おそらく大抵の人は中指が長くて薬指はそれより短い。

 ブラストシティは人間工学に基づいているというか、手を広げたときに指の位置に自然にボタンが来るようになっているのに対して、ビュウリックスはちょっと脇を横に広げないといけないというか、薬指がつらいのがわかるだろう。

 採用されたのが2007年なのでもう10年くらい経つけど、タイトーが何を考えてこんな配置にしたのかは未だに謎である。ストIV勢は困らなかったのかな。鉄拳・ガンダムバーサス勢が困っているところはネットでたまに見かけた。

 ちなみにシューティングにおいてもCAVE系のショット連射、斑鳩の解放、東方の低速移動といった具合で多くの場合Cボタンは使うので、シューターもやりづらくて困っているのではと思う。少なくともおれは困っている。

 

 つまるところVシリーズのケースでブラストシティのボタン配置のアーケードスティックがあれば完璧なんだけど、以下のとおり2012年に限りなくそれに近い製品が出ている。

 

www.hori.jp

 

 PS3用だけど、中の構造は同じなので基板と配線をVXSAのもの(遅延が少ないことに定評がある)に入れ替えられるし、逆にバラしてこのスティックの天板をVXSAに移植することもできる。

 ここ5~6年のアーケードスティック事情に鑑みて、シューティングゲームをプレイするうえではおそらくこれを部品取りに使って思いどおりにするのが最適なソリューションだろう、ということでおれの中では結論が出ていた。

 

 問題があるとすれば、とにかく手に入らないこと。このスティックはバーチャ5のライフサイクルのうち末期も末期に発売され、それもホリストア専売だったのでまったく数が出回らなかった。中古ショップで見かけることはまずないし、オークションに出品もされない。

 手に入らないものは存在しないのと一緒なので、計画は暗礁に乗り上げる。極端にいえば、2D格闘以外のアーケードゲーマー(なんて狭い人種だ)にとって、現状家庭用アーケードスティックは買っても手首に違和感を覚えるか薬指が攣るかの二択みたいな状況になってしまっていた。

 

 ところが今年に入ってツイッターに救世主が現れた。

 

twitter.com

ikdfactory.thebase.in

 

 このかたがRAPVシリーズのさまざまな天板をなんと個人で製作・販売している。そしてつい数日前になんとなんと、ブラスト配置のもショップに追加された!!!!!!!!1111

 

ikdfactory.thebase.in

 

 長々と前振りを書いたけど正直この記事はこのことを発信したいだけの記事です。シューターは積極的にこの天板を買ってRAPVシリーズにセットしていってほしい。

 

 あとはこの天板に合うアクリルパネルがあればなあ……。鉄板はおろかアクリル板も正確な加工を自前で行う工具や技術がない(なんにもできないのかよ)ので困っている。

 

 

 このかたが何とかしてくれないかという気持ちもある。連絡してみようかな。