日記8

 

ハローワーク来所日

 

 今日は訓練はおやすみで、ハローワークに活動の報告をしに行く日だった。ハローワークは住民票記載の住所で管轄が決まっており、俺の行くところはあまり立地がよくない(電車で数駅とさらにバスに乗った先の田園地帯にポツンとある)んだけど、職員のかたはみな親身になって対応してくれるしいいところである。

 当該ハローワーク、検索するとGoogleレビューにネガティブなクチコミが目立つけど、お前らは一度地方のハローワークで本当の絶望を味わえと思う。高齢者や障がい者のかたと混じって古い検索PCで必死に探しても手取り15万くらいの肉体労働しかないとか、わけのわからない職員に経歴で人格を否定されるとか、そういうことがないだけマシだろ。

 

 昨日も含めて事前にネットで求人を選定していたんだけど、俺自身がブラック人材なので受けられるのもブラックっぽいとこばかりなのは仕方ないとして、そうなるともう条件的にはどこも似たり寄ったり。一件一件メモを取りながら深掘りしていくうちにだんだん混乱してきてしまって、結局絞り切れなかった。

 本当はこれというのを最低でも3件は選んで印刷して持っていき、具体的な意見やアドバイスをもらうつもりだったから、その目標が達成できなかった=何をやっても駄目 というふうに考えてしまって、お昼ごろ完全にメンタルが終わっていきなり酒を煽ったりしてしまった。バカか? バカなんだろうな。

 

 現地に着いたのは15時ころだったけど、今回は前回のとてもよくしてくれたかたとは違う職員さんが出てきて、支援計画書のきろくに「インターネット求人検索」の一文を書いてハンコをもらったら、あとは「まだ2ヶ月めだしそんなに気合入れてかなくても大丈夫ですよ~」みたいなニヨニヨした感じで終わってしまった。

 「オメー舐めてんのか? 舐めてんだろおい! 死ぬか!?」くらいなるような気がしていたので拍子抜けだったけど、事態の深刻さは変わっていない。早いうちから積極的にやっていかないとまた地獄が始まるだけだし、いい求人を見つけたらもう来所日とは関係なく相談に行く。

 あと次回はなるべく午前中、開庁待ちで入るくらいでいく。そのほうが相談時間を長く取ってもらえるみたいだし、お昼もとうに過ぎてからフラフラやってくるようなのは態度としてふさわしくないもんな。

 

 

ゲーム制作のこと

 

 俺たちが何期で次が何期にあたるのかもわからないけど、訓練はもう次のクラスの募集が始まっていて、次回は期間が1ヶ月(実習85時間ぶん)延びており、パンフによるとクライアントやターゲットを考慮したゲームの企画、作業の見積もりとガントチャートの作成、チャートに沿った計画的なコーディングと制作、成果物のプレゼンなどが追加で学べるという。

 それを、俺たちにも教えてくれよ! マネジメント的な部分、チームでやっていくうえで一番大事なノウハウだよ。国の金で学ばせてもらっている身分で言えた立場じゃないけど……。独学・実践で身に着けるか、貯金して有料のスクールで学ぶしかないのかな。

 

f:id:RY0P:20180920205920j:plain

教科書のさわり

 

 このイラストは一定の事実で、確かにUnityやUE4はゲームづくりを民主化した。10年前と同じやり方だったら完成まで5000年くらいかかったと思うけど、既存のエンジン(しかも無料!)を使えば俺みたいなもんでも見た目ゲームっぽいものはそれほど苦もなく作れるようになった。

 

 ただ、素材の組み合わせ方と動かし方がわかったところで、「素材(ゲームを構成する部品)を自前で用意できない」という問題はオリジナルの作品を作っていくうえで相変わらず立ちはだかってくる。解決策は?

 

  1.  求めるクオリティのものが自分で用意できるまで練習する
  2.  人を雇う
  3.  インディーのミュージシャンやアーティストに善意で参加してもらう

 

 1は学習コストの面で5000年かかるルートに突入するので非現実的。2は就職すれば幾ばくかの制作費を計上できるようにはなるだろうけど、俺自身が雇われであるうちは人を拘束できるほどの金が用意できるわけがないので非現実的。

 いきなり会社を作って雇用主になる、クラウドファンディングで金を集める? 非現実的。銀行は俺に融資しないし、ネットユーザーは誰も俺に興味などない。

 となると現実的には3しかないことになるけど、信用と実績の問題はここでも立ちはだかってくる。30でなんも実績がないやつのプロジェクトに参加したい人なんてどこにもいない。誰も組みたがらない。おまえだれ状態。そして訪れる死。おわり

 

f:id:RY0P:20180920215929j:plain

誰もお前を愛さない

 

 ちなみに俺はこの問題に19歳のころから直面していたし、大学のゲーム制作サークルを大学ごと辞めて、↑のイラストの机の下でくたばる状態を7年くらいやったんだけど、現実問題、ないならないなりに実績を作っていくしかないし、人が一緒にやりたくなるような魅力的なプロジェクトを用意する以外にやりようなんてないんだよな。

 

 アセットの組み合わせでいいから画面上で動くものを作っては発表し、俺が現状何ができて、これから何がやりたいのかを具体的に提示していく。そこまで到達できればあとは仲間も集まってうまく転がっていくんじゃないか、なんて楽観的に考えてるけど。

 どのみち今のレベルじゃ夢みたいな話だ。やったことないから活動が仕事や生活と両立できるのかわからないし。30代は体力が終わるって聞くし。30になるのに社会人経験もない(訓練仲間に「だいぶチンピラだね」と言われた)し。がんばっていくしかないけど、がんばれるのかどうかはちょっと不安。わかんないとこ。

 

 カマだから書けば書くほどナヨナヨしだすし今日は長く書きすぎた。今日の日記はここまで。明日はもっとパリッと男らしい日記を書く。24時まで復習して就寝。

 

つづく