日記12

 

職業人講話

 

 今日は座学はなしで、県内のSESを主にやっている企業(社内にスマホ向けインディーゲームのラインを持っている)から人を招いて採用側の視点から業界の話を聞く、という講話があった。

 

 話はソーシャルゲームの数学・統計・ビッグデータの活用からディープラーニングと多岐に渡ったのだが、講師(経営者ではなく部門のプロデューサー的なポジションらしい)のバイタリティがすごく、圧倒されるばかりだった。

 俺も下手に安定を求めたり(した結果が無職なのでお笑いである)せず、もっと若いころから近い業種で営業(どう考えても技術職より適性がある)的なアプローチから仕事をしたほうがよかったのかな、ということを考えたりしたが、当たり前だけど彼の職業人生には再現性がないし、ifは考えても無駄なので考えないようにした。

 

 質問タイムがあったので正直に「30歳未経験ロースキルでUnityエンジニアとして現場に参画できますか?」と訊ねたら、「普通に可能だし案件はうちにもあるが条件的にはあまりいいとは言えない」という答えが返ってきた。求人も見せてもらったけど、雇用形態は正社員ながら年収250万以下で長時間労働(?)というような感じだった。

 30歳未経験大学中退職歴なしという状況でやりたいこととマッチしているのなら最初の職場としてはそのくらいが妥当なのか、それとも俺は俺をそこまで安売りしないよという姿勢が正しいのか。経験が乏しいからスピード感のある判断ができないというのが正直なところだ。

 

 案件はエンジニアだけでなくプランナーやプロジェクトのマネジメントをしていくようなポジションのものもあって、上にも書いたけど俺はどう考えてもそっちのほうが適正があるのでちょっとUnityの操作ができるプランナーとかになったほうがいいのではということも考えた。

 けど潰しが効かなさすぎて将来が恐ろしいしやっぱりその決断はできないだろうなと思う。この小心が生きづらさの根源のような気もする。

 

 

面接練習

 

 職業人講話のあとはクラスで面接者と採用側に分かれて面接のロールプレイをする、というグループワークをした。

 貶める意図はないしこういうことは書きにくいが訓練仲間は俺も含めてあまりキャリアに恵まれなかった(要するに低学歴で非正規/短期離職系のバックグラウンドを持つ)人が多いので、ロールプレイなんていっても経営者目線なんてわからないよ という感じだったのだけど、中途採用の現実感覚を養ううえでは重要なワークだったと思う。

 

 俺は事前に練習をまったくしていなかったのもあるけど、指摘によればやはり弱々しさ、自信のなさ、暗い雰囲気が感じ取れるという。20代前半と比べればマインドは変わってきていると思うけど、在宅が長いのもあってやはりどこか「ナイーヴな青年」みたいな20ちゃいくらいのキモいセルフイメージから脱却できていないのかもしれない。

 

togetter.com

 

 重要なので次の面接練習までに5000兆回音読しようと思う。暗くあることを自分に許してしまうことは歳をとるほどに危うさを増す! 不機嫌な態度や不安・愚痴をアピールして他者から助力や譲歩を得ようとしたり状況をコントロールしようとするのはつまり子供の駄々と同じ手法!! すべてそのとおりだ。

 

 

その後

 

 雨がスゲー降っていたが久々の就活関連でみな疲れており、慰労も兼ねて放課後近くの河原でプチ飲み会のようなことをしていた。傘を差しながら缶チューハイを片手に人生とゲームについて語り合う無職たち。青春である。

 先のことはわからないが俺はここに来て本当によかったと思う。みんな活躍していってくれ。俺もそうする。

 

 明日からは制作演習が始まる。シューティングを作る。ステージの構成も敵の配置も弾源から画面外までの敵弾の動きも何もアイデアはない(あるような気もするがまとまった形にできない)ので、作りながら考えていくしかない。とりあえず明日も授業より早く行く。就寝。

 

つづく